工業技術センターさんとの共同研究として、地域の特色を活かした体験型工作製品の開発を進めています。
子供達に地場産品に触れる新たなきっかけを作り、伝統的工芸品等の認知度向上を目指すプロジェクトです。

光るをテーマにして、琵琶湖の特徴を取り入れたランプを作りました。びわっこランプと名付けました。ランプの完成までに3つの工程があり、①ランプシェード②LEDカバー③基板を組み立てて完成します。そして、それぞれに琵琶湖の特徴を取り入れています。
①ランプシェード
琵琶湖水系のヨシを使ってヒンメリのシェードを作ります。
ヨシは背がすごく高くて、2m~3mあると言われています。また、琵琶湖の水をきれいにしてくれたり、生き物たちのすみかになっていたり琵琶湖にとって大切な植物です。
ヒンメリとして使用出来る様に、短くカットする必要があるので、適当な長さにカットした後でレーザーカッターで節をよけてカットしました。のこぎりなので切ると、割れてしまったり、断面がギザギザになってしまったりしますが、レーザーで切ると焦げは残りますがきれいにカットできます。


②LEDカバー
LEDには琵琶湖に生息するニブロブナの形をしたカバーを付けました。二ブロブナは琵琶湖にしかいない魚で、はく製を3DスキャンしてリアルなLEDカバーを作りました。




③基板の組み立て
琵琶湖の形をイメージしたオリジナル基板を製作。明るさセンサを使った暗くなると光る回路です。
回路は6個くらいの部品で作る事が出来る簡単なものですが、ワークショップでは半田付けの危険な作業は避け、LEDを取り付けるのみの組み立てにしました。代わりにTinkercadを使って回路を作成し、シュミュレーションで動きを確認するようにしました。


ワークショップの様子



